腎臓は、泌尿器系の器官のひとつで、体の老廃物を体内から取り除き、尿として排出する大切な役割を担っています。他にも、血圧の調整、体内の水分量など体液全般を調整しています。
このように重要な器官である腎臓の細胞ががん化することで、腎臓癌は発症します。
腎臓癌はあまり症例数の多い癌ではありませんが、非常に見つけにくいがんであり、発覚したころにはすでに手遅れ、ということも少なくありません。
腎臓癌の症状を正しく理解して、腎臓癌の早期発見を目指しましょう。
腎臓癌では、がん組織の大きさが5cm以下の場合、自覚できる症状はほとんどありません。これが腎臓がんの発覚を遅らせる一番の原因となっているのです。
一般的な症状としては、体中のだるさ、食欲がなくなる、高血圧、体重の減少、貧血などがあります。一見して命にかかわるような症状ではないので、単なる体調不良として見過ごされがちです。
ただ、貧血は腎臓の病気全般に起こりうる症状ですので、最近めまいや立ちくらみが急に多くなってきたと感じるようなら、腎臓の病気を疑ってみるのがよいかもしれません。
がん組織の大きさが5cmを超えてくると、血尿や腹部のしこりなど、わかりやすい症状が出てきます。しかし、腎臓癌の適切な治療を行うためには4cm以下で発見することが肝要です。
日々の体調の変化敏感になり、少しでも「おかしいな」と感じたら医療機関を受診し、検査を受けることをお勧めします。